【Bhaagamathie】 (Telugu)
【Bhaagamathie】 (2018 : Telugu)
物語・脚本・台詞・監督 : G. Ashok
出演 : Anushka Shetty, Jayaram, Asha Sarath, Unni Mukundan, Murali Sharma, Prabhas Sreenu, Dhanraj, Vidyullekha Raman, Thalaivasal Vijay, Nagineedu, Surya, Devadarshini, 他
音楽 : S.S. Thaman
撮影 : R. Madhi, Sushil Choudhary
編集 : Kotagiri Venkateswara Rao
製作 : V. Vamsi Krishna Reddy, Uppalapati Pramod
題名の意味 : バーガマティ(物語中の人物名)
映倫認証 : U/A
タ イ プ : オリジナル
ジャンル : ホラー/スリラー
公 開 日 : 1月26日(金)
上映時間 : 2時間22分
《 あらすじ 》
中央政府の大臣イースワル・プラサード(Jayaram)は民衆からの信望が篤く、地元州ではゆくゆく州首相の座を窺おうかというほどの人気だった。それを恐れた同じ政党の上役たちはイースワル大臣を失脚させる計略を考える。以前より寺院から神像が盗まれる事件が相次いでいたが、その事件にイースワル大臣を結び付けようというのである。そのために中央捜査局のヴァイシュナヴィ・ナタラージャン(Asha Sarath)が呼び寄せられる。ヴァイシュナヴィは警官サンパト(Murali Sharma)と組み、服役中のチャンチャラ(Anushka Shetty)を牢獄から出し、聞き取り調査を行うことにする。チャンチャラはかつて優秀な行政官で、イースワル大臣の秘書をしていた。だが、社会活動家で婚約者のシャクティ(Unni Mukundan)を殺害した廉で、獄に繋がれていたのである。ちなみに、シャクティは警官サンパトの弟だった。
この調査が公に知られないように、ヴァイシュナヴィはチャンチャラを郊外にある打ち捨てられた屋敷へと移送する。そこはかつて王妃バーガマティが暮らしていた屋敷で、彼女の幽霊が出るとも噂されていた。チャンチャラは屋敷に入る際に、監視役の警官の一人(Dhanraj)からバーガマティの幽霊の話を告げられるが、意に介さなかった。しかし、まさに屋敷に入ったその夜から、チャンチャラは奇怪な現象を経験する、、。
・その他の登場人物 : 精神科医(Thalaivasal Vijay)
* * * *
◎ テーマ : ★★★☆☆
◎ 着 想 : ★★★☆☆
◎ 物 語 : ★★★☆☆
◎ 脚 本 : ★★★☆☆
◎ 演 出 : ★★★★☆
・【Baahubali】で改めて評価を上げたアヌシュカ・シェッティの、【Baahubali 2: The Conclusion】(17)後の初の出演作(しかも主演作)ということで、内外のファンからの注目は高かったが、私はもう嫌な予感しかしなかった。というのも、アヌシュカはこれまで、当たれば大ホームランだが、その後連続凡退するという流れを繰り返してきたからだ(それはアヌシュカの責任というわけではないが)。【Baahubali: The Beginning】(15)直後の【Rudhramadevi】(15)も、私的には轟沈だった(お好みになるファンもいらっしゃるが)。
・しかし、この【Bhaagamathie】はそんな予想と期待を裏切る面白さだった。劇場内の観客のリアクションもよく、かなりのヒットとなりそう。
・ただ、ストーリーの着想はそれほど目新しいものではない。物語終盤にどんでん返しがあるが、あれも私のような人を信用するというようなことはせず、「何か裏があるぞ」といつも疑っているような人物なら、簡単に読めるはずだ。
・しかし、ストーリーとは別個の次元で、ホラー映画として視覚的、聴覚的に良くできていると思った。ホラーネタの一つ一つのアイデアも面白い。タミル映画【Aval】(17)を観たときも思ったが、インドのホラー映画は技術的には申し分のないレベルまで来ているようだ。
・もう一つ好きな点は、本作の「夜明け感」だ。ホラー映画は、映画終了後ももやもや~っとした不気味な謎感覚が残る作品がある一方で、物語中の出来事が落着して、ほのぼのと夜が明けたような感覚になる作品もある。本作は後者だと思った。もっとも、本作も「これで終わらないぞ」といった終わり方にはなっているが、あれはご愛嬌だろう。
・他方、物足りなかった点は、古屋敷のかつての主とされたバーガマティの人物像がいまいちよく分からなかったことだ。つまり、ストーリーの構造上、仕方ないことだとは言え、期待したほどの場面はなかった。その点、ジェージャンマが活躍する【Arundhati】(09)の迫力にはとても及ばないと思った。
◎ 配 役 : ★★★★☆
本作はテルグ語、タミル語、マラヤーラム語の3言語作品のようだが、私が観たのはテルグ語版なのに、主要登場人物にテルグ人がいないというキャスティングだった。特徴的なのは、ケーララからジャヤラーム、アーシャー・シャラト、ウンニ・ムクンダンが出演していること。
◎ 演 技
・アヌシュカ・シェッティ(チャンチャラ役) ★★★★☆
これほど作品、役柄で見え方がばらつく女優も珍しいだろう。【Si3】(17)ではもう終わりかと思ったが、【Baahubali 2】では光っていたし、本作も良かった。鏡に映る顔が美しかった。
・ジャヤラーム(イースワル・プラサード役) ★★★☆☆
さすがジャヤラームのオッサンといったパフォーマンスだったが、アフレコを違う人にしてほしかった。
・アーシャー・シャラト(ヴァイシュナヴィ・ナタラージャン役) ★★★☆☆
(旧)大洋ホエールズ・平松政次投手の投げたカミソリシュートのようにキレのある美貌と演技が良かった。
・ウンニ・ムクンダン(シャクティ役) ★★★☆☆
役回りとしては気の毒なものだったが、なかなか男前だった。
◎ 音 楽 : ★★☆☆☆
◎ BGM : ★★★★☆
・歌は1曲入っていたが、何てことのないもの。しかし、BGMは良かった。
◎ 美 術 : ★★★★☆
◎ 衣 装 : ★★★★☆
◎ 撮 影 : ★★★★☆
◎ 特殊効果 : ★★★★☆
◎ 編 集 : ★★★☆☆
◆ 完成度 : ★★★★☆
◆ 満足度 : ★★★★☆
◆ 必見度 : ★★★★☆
◆ 鑑賞データ
・鑑賞日 : 1月28日(日),公開第1週目
・映画館 : The Cinema (GT World, Magadi Rd),15:35のショー
・満席率 : 満席
・場内沸き度 : ★★★★☆




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