【iSmart Shankar】 (Telugu)

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【iSmart Shankar】 (2019 : Telugu)
題名の意味 : 賢いシャンカル
映倫認証 : A
タ イ プ : オリジナル
ジャンル : アクション
公 開 日 : 7月18日(木)
上映時間 : 2時間20分

監督 : Puri Jagannadh
音楽 : Mani Sharma
撮影 : Raj Thota
出演 : Ram Pothineni, Nidhhi Agerwal, Nabha Natesh, Satyadev Kancharana, Sayaji Shinde, Ashish Vidyarthi, Deepak Shetty, Tulasi Shivamani, Puneet Issar, Getup Srinu, Madhusudhan Rao, Aziz Naser, 他

《 プロット 》
 ハイダラーバードのシャンカル(Ram)は金で殺しを請け負うチンピラ。ある時、兄貴分の男(Madhusudhan Rao)からの依頼で、州首相カーシー・ヴィシュワナート(Puneet Issar)を殺す。シャンカルは逮捕されるが、脱走し、恋人のチャンディニ(Nabha Natesh)と一緒にゴアに身を隠す。殺されたカーシーの身内たち――妻(Tulasi Shivamani)、息子デーウェンドラ(Deepak Shetty)、義父ラーマムールティ(Ashish Vidyarthi)――は復讐を誓う。そして、殺害者シャンカルがゴアに潜伏していることをつかみ、手の者を送り、襲撃させる。この襲撃でチャンディニが命を落とす。ハイダラーバードに戻ったシャンカルは、兄貴分に裏切られたことに気付き、射殺する。そして、事件の背後にジャマーという男が絡んでいることを知り、彼を殺しに行く。だがそこで、同じくカーシー殺害事件を追っていた中央捜査局の捜査官アルン(Satyadev)と鉢合わせする。さらにその場に悪漢の一団がやって来、シャンカルとアルンは銃撃され、アルンは死亡する。アルンの上官(Sayaji Shinde)はカーシー殺害事件解決のキーパーソンを失ったことに慌てる。ときに、アルンの婚約者サーラー(Nidhhi Agerwal)は神経科学者で、最近、記憶移転の技術を発表したばかりだった。上官はサーラーに、アルンの記憶をシャンカルに移転するよう依頼する。手術が行われ、シャンカルの後頭部にSIMが埋め込まれるが、果たしてシャンカルはアルンの記憶を基に事件の全容を解明できるのか、、。

《 コメント 》
・他人の記憶を移植するというSF的なアイデアが面白い。このおかげで、チンピラのシャンカルとCBI捜査官のアルンという、真逆の人格がゆらゆらと入れ替わる面白さや、シャンカルが自分の記憶、特にチャンディニとの思い出を喪失していく切なさが描けたりする。人格(自我)というものは何なのか、ということも考えさせられたりする。しかし、そんな哲学的なことより、本作はやっぱりラームのはっちゃけたパフォーマンスが見どころ。欲を言えば、オリジナルのシャンカルと、アルンの記憶に満たされたシャンカルを一人二役のように大きく演じ分けてくれたら、もっと面白くなったと思う。そして、アイデアが面白いと必ず疑ってしまうのだが、本作もやはりあちこちからパクった模様。しかし、私が最も面白いと思ったのは、記憶移転のSF的アイデアより、本作がシヴァ神のイメージで調えられていることだった。ただ、クライマックスのカーシーのシーンは面白かったものの、描き方が不謹慎なようにも見え、それが本作の認証が「A」になった理由か? 題名の「iSmart Shankar(イシュマールト・シャンカル)」の「Smart」に「i」が付いているのは、インドのある種の人々は「School」や「Special」といった語の最初の子音が「i」を付けないと発音できず、「イスクール」、「イスペシャル」になってしまうもの。ラーム演じるシャンカルはばりばりのハイダラーバード弁を話しているらしい。
 (写真下: ちょっと照れがあったぞ、ラームくん。)

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《 オマケのひと言 》
・ストーリーの設定上、無理なくダブル・ヒロインにできるというのも良い。前から見たいと思っていたニディ・アガルワール(サーラー役)は、顔は可愛くてもまだ幼い感じがし、演技もまだまだだが、やはりダンスはできるようだ。ちなみに、ハイダラーバード生まれのベンガルール育ちらしい。もう一人のナバー・ナテーシュ(チャンディニ役)はカンナダ映画【Vajrakaya】(15)でデビューしたカルナータカ産女優。RGVが高く評価しており、テルグ映画界で使われそうな気配だが、私はどこが良いのか分からない(活きが良いのは認めるが)。カルナータカ産といえば、殺された州大臣の息子役のディーパク・シェッティもカンナダ俳優。
 (写真下: ラームの向かって右がニディ・アガルワール、左がナバー・ナテーシュ。)

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◆ 完成度 : ★★★☆☆
◆ 満足度 : ★★★★☆
◆ 必見度 : ★★★☆☆

《 鑑賞データ 》
・鑑賞日 : 8月4日(日),公開第3週目
・映画館 : Movieland,10:30のショー
・満席率 : 1割
・場内沸き度 : ★★☆☆☆

《 参考ページ 》
https://en.wikipedia.org/wiki/ISmart_Shankar
https://www.imdb.com/title/tt9558468/

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